言葉の放つイメージ
- 2008/03/03(月) 09:46:36
私はタバコもお酒もやらないんです。ギャンブルも一切やりません。
という言葉は皆さんの脳の中でどのようなイメージが立ち上がるだろうか?
根っからの堅物でガリベン野郎で、人生を楽しんでいないやつ
をイメージした人は言葉を普段から安易に扱っている人だ。
言葉が放つイメージの一端だけを捉えて、物事をすぐに把握しきってしまうという人は一定量存在するのが常である。
言葉とは自分が今まで体験・経験したことの積み重ねにより、イメージや意味の捉え方が形成されてくる。
言葉の放つイメージの一端だけを捉えて、これはこうだと決め付けてそれ以上考えないという姿勢は、これまでの自分の安易な考え方や知識の奴隷になっている証拠である。
考え方や知識の奴隷になるということは、これから新しい事柄を知っていくときに、一瞬の言葉から放つイメージだけしか吸収できないことを意味する。
言葉の放つイメージに囚われず、常に本質を見抜く習慣のある人は、そうでない人に比べて、人生に重みが増してくる。
この世の中は1、2次元のような単純な構造で構成されていない。3次元空間の中に、さらに多くの階層の構造が入り組んでいて、まさしく複雑な立体構造になっている。
言葉の放つイメージに囚われない人は世の中が複雑な立体構造に捉えられて、すべての局面において面白い!と感じることができる。
イメージに捉えられている人は、極端に言うとこの世の中が単純な構造で把握されており、人生の経過する時間だけを浪費している。
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